アメリカ短期駐在の生活記録

アメリカ短期駐在を攻略するための記録

【2021年】コロナ禍でのSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の取得はこんな感じでした

2021年9月末にカリフォルニア州にきた駐在員です。

 

米国駐在員が入国後まず取得する必要のあるSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)でした。渡米後の右も左もわからない状態でどんな手順で進めればよいか全然わからずとても困ったので、ここでは取得までの具体的な流れを記録したいと思います。

私自身アメリカで生活した経験もなく知識もない(英語もできるだけ話したくない。。)状態での申請でしたので、あくまでも私の体験した内容を書きたいと思いますので、他も同じかどうかはわからないです。

また妻と幼稚園に通っていた子供の3人家族ですが、SSNの取得は私と妻の二人だけでした。

なお、そもそもSSNとは何か、なぜSSNが必要かということは正確で詳しい記事が他に多数あるのでここでは割愛します。

 

 1.SSN申請の予約(入国後4日目)

まずは電話でSSN申請のための予約をする必要がありました。

 

SSN申請はソーシャルセキュリティオフィスという役所のようなところで行います。コロナ禍になる前は予約なしでソーシャルセキュリティオフィスに入ることができたようですが、コロナ禍では事前に予約がないと中に入れないようで直接ソーシャルセキュリティオフィスに電話してアポイントを取る必要があります。

入国早々に英語でコミュニケーションが必要な場面に出くわし、電話になかなか手が伸びませんでした。駐在員失格です。。

 

最寄りのソーシャルセキュリティオフィスはグーグルマップでSocial Security Officeで検索しました。ちなみに、以下のURLからZIP CODE入力で探すこともできるようです。

Social Security Office Locator, SSA Office Locator Social Security Office Locator, Social Security

 

最寄りのオフィスに朝一に電話しましたが、混雑しているようで後でかけなおすかそのまま待てという自動音声のアナウンスがあり、そのまま待つこと30分、ようやくつながりました。

電話で私と帯同の妻のSSN取得の予約取りたい旨を伝えると、担当者からいろいろ質問されます。電話の音声も悪く英語が聞きづらかったので、何度も聞き直しました。

名前、電話番号、生年月日、住所と聞かれたと思います。

 

しかし、入国直後で家探し前だったため、住所は決まっていないこと伝えると担当者から住所がないと予約できないから住所が決まってから電話してくれと言われてしまい予約ができませんでした。。

 

ダメもとで別のソーシャルセキュリティオフィスに電話し、家が決まっていない旨を伝えると、住所未定でも予約できるといわれました。ソーシャルセキュリティオフィスや担当者ごとに対応違うのかもしれないです。

どのエリアで家を借りる予定か聞かれ、想定しているエリアを伝えると、別のソーシャルセキュリティオフィスの管轄ということで該当オフィスの予約を取ってくれました。

 

ちなみに予約日時は先方の都合で勝手に指定(私と妻それぞれの連続して予約)されるので、自分・妻の予定と合うか、あと指定日時が予約できる最も早い時間であることを念のため確認してOKしました。電話した日から8営業日後の日に予約を取ることができました。

予約後すぐに伝えた電話番号あてにショートメッセージで予約内容(予約日時、Form SS-5のリンク)が送られてきました。

 

また、電話する際は何を聞かれても答えられるように手元に以下を用意しておくとよいと思います。

・パスポート、ビザ

・I-94

アメリカの電話番号(私は日本にいる際にアメスマで番号取得していました)

・住所(決まっていれば)

 

 2.ソーシャルセキュリティオフィスでの面談(入国後16日目)

予約時間の30分前にソーシャルセキュリティオフィスに到着。

入り口前に列ができていたので列に並び、入り口で警備員にSSN予約がある旨を伝えてパスポートを提示し手荷物検査をした後、警備員に伝えられた部屋に移動。まず受付機にていくつか質問に答え(意図がよくわからない質問がありアタフタしていると受付のお姉さんが助けてくれました)、受付番号が書かれた紙が印刷されるので、その番号が呼び出されるまで待合スペースで待ちます。ちなみに、受付機では私と妻と別々にする必要はなく、一緒にまとめてできました。

 

番号が呼ばれ窓口へ向かい、以下の資料を提出。

・パスポート、ビザ

・I-94

・Form SS-5(予約時にショートメッセージで送られたリンクのフォームを事前に記入)

・妻のSSN申請のためのOriginal Marriage Certificateとして戸籍謄本とその翻訳(戸籍謄本は渡米1か月前取得、翻訳は渡米前に自分で翻訳しました。)

 

担当者が提出資料を見ながらパソコンにカチャカチャ入力、途中でアメリカの渡航歴は?(過去に旅行で来た時期を回答)SSN申請は初めてか?(Yesと回答)と質問を受けた、また戸籍謄本の英訳の提出も求められました。

その後、アプリケーション書類をプリントアウトしてくれて入力内容に誤りがないかの確認を求められます。担当者によっては誤りが多い人もいるみたいなのでここでは時間をかけてしっかりチェックしたほうが良いと思います。

私の時は誤りがなかったため、内容に問題ないことを伝えるとSSN申請受付をした旨の紙をくれ、7-10営業日でForm SS-5に記載の住所にソーシャルセキュリティカードを郵送する旨が伝えられます。面談は以上で終わりです。

ちなみに提出した書類はすべて返却してくれました。

 

3.ソーシャルセキュリティカードの到着(入国後23日目)

5営業日後に無事に自宅ポストに私と妻のソーシャルセキュリティカードが別々で郵送されてきました。

ソーシャルセキュリティカードに署名して大切に保管。これで一連のSSN手続きは終わりです。

 

4. まとめ

私のSSN取得の流れを振り返ってみました。

 

入国後すぐに申請するためにやったほうが良いと感じたのは以下です。

アメリカの電話番号を早めに持つこと

・妻のSSN申請のためには戸籍謄本取得と翻訳

・面談の予約電話は早めにする

 

地域や時期で対応も異なると思いますのでご参考程度に。

 

では。